ホワイトニング
ホワイトニングは歯を白くする方法です。
ホワイトニングの方法には、専用の薬剤を用いて歯を白くする方法とセラミック素材を用いて歯を白くする治療があります。
食べ物などの生活習慣、加齢による着色の方
コーヒーや紅茶、赤ワインなどにはタンニンが含まれ、歯の表面に着色すると歯磨きでは取り除くことが難しくなります。
歯に着色しやすい食べ物をよく口にする習慣があって着色汚れが気になる場合や、加齢に伴う歯の黄ばみがある場合には、ホワイトニング剤を使って歯を白くするホワイトニングがおすすめです。
オフィスホワイトニング
クリニックにお越しいただいてホワイトニングを行います。最初にお口の中をきれいに掃除してから、濃度の高いホワイトニング剤を歯の表面に湿布し、光を歯に当てて歯を白くしていきます。
オフィスホワイトニングは1回の施術ごとに来院していただく必要がありますが、1回の施術でも効果が出やすく、ムラなく白くなりやすいことが特徴です。ホワイトニングできる範囲が前歯に限られることと、色戻りしやすいことがデメリットです。
ホームホワイトニング
歯科で歯の型取りを行い、マウスピースを作製したのちに、自宅で行うホワイトニングです。ホワイトニング剤を流し込んだマウスピースを毎日数十分から数時間装着します。
ホームホワイトニングは効果が現れるまでには数週間かかりますが、色戻りがしにくいのが特徴です。濃度の低い薬液を使うので、前歯だけでなく奥歯全体をホワイトニングできます。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホワイトニングを併用する方法です。オフィスホワイトニングで、短時間で白さを実感でき、ホームホワイトニングで白さを持続することができます。
先天的な変色、治療による変色の方
先天的に薬物の影響やエナメル質形成不全で歯の変色がある場合や、神経を抜く治療後に変色がみられる場合など、歯の質そのものが変色している場合には、セラミックやラミネートべニアでのホワイトニングがおすすめです。
セラミック
歯を削ってセラミックをかぶせ、歯を白くします。セラミックの色は選ぶことができるので、自分の歯の色に合わせた自然な白色を選ぶことも、好みの白さを選ぶこともできます。長い期間、白さを保つことが叶い、歯を白くするのと同時に歯の形も整えることが可能です。
ラミネートべニア
前歯に行われます。歯の表面を削ってセラミックでできた薄い板状のチップを貼り付けます。歯を白くし、歯並びを整えることも可能です。
ホワイトニングの保険外診療
オフィスホワイトニング
治療の目安 | |
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治療の内容 | オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が施術を行うホワイトニングのことです。 一般的に、高濃度かつ漂白効果のある「過酸化水素」という成分が含まれた専用のホワイトニング剤を用いて行われ、1回の施術でも効果を実感しやすいことが大きな特徴です。 |
リスク・副作用 | 歯の表面が荒れやすいホワイトニング剤の主な成分は、オフィスホワイトニングの場合、過酸化水素という物質です。このホワイトニング剤を使用すると、普段は歯の表面にある保護膜を溶かしてしまうため、歯の表面が荒れやすくなります。一般的に24~48時間程度で保護膜はもとに戻りますが、その間は特に注意が必要です。 ホワイトニング剤の影響で知覚過敏がおこるケースがあります。薬剤が歯の神経に強い刺激を与えてしまうため、神経が敏感になりやすいのです。オフィスホワイトニングで使用する薬剤はホームホワイトニングのものより濃度が高いため、より知覚過敏になりやすい傾向があります。 オフィスホワイトニングでは、1回の施術で思ったような白さに仕上がらないことがあります。また、個人歯の特徴により色ムラが出ることがあります。歯の厚みの違いやホワイトニングの作用が出にくい部分があることなどにより、想定した白さや均一な白さにならないことがあるのです。これは、常に起こるということではなく、個人差が大きいため、実際のところは施術をしてみないと分からないと言わざるを得ません。しかし、ホワイトニングを続けていくことで目立たなくなることが多いです。 ホワイトニング後は、徐々に色戻りをおこす場合がほとんどです。1回の施術で作用が続く期間は一般的に3~6カ月程度で、オフィスホワイトニングは作用がすぐにあらわれやすい分、色戻りが早いと言われています。 オフィスホワイトニングは健康保険の適用外です。また、一度ホワイトニングをすると、その白さを維持するためにはメンテナンスが必要になります。どのようなメンテナンスがどの程度必要なのか、歯科医院により異なりますので事前にご確認ください。 【ホワイトニングを避けた方が良い方】 ・詰め物や被せ物が多い方 詰め物や被せ物が多い方は、自分の歯との色の差が目立つようになってしまうことがあります。その部分も色を揃えるという選択肢もありますが、時間も費用もかかります。 ・人工の歯の方(入れ歯、差し歯) 入れ歯、差し歯などの人工の歯を白くすることはできません。 ホワイトニング後に差し歯を入れるほうがよいでしょう。 ・歯にヒビがある方 ホワイトニング剤の強い刺激がヒビから入り、歯がダメージを受ける可能性がありますので、避けるようにして下さい。 ・歯の神経を抜いてしまった方 ホワイトニングは、神経が生きている歯に対して行う方法です。神経を抜いてしまった方の場合はできません。 ・変色の強い方(抗生物質の影響) 抗生物質の影響で歯の変色が強い方は、ホワイトニングの作用が出にくいと言われています。 【ホワイトニングを行ってはいけない方】 ・無カタラーゼ症の方 ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がない、無カタラーゼ症の方がいらっしゃいます。万が一体内に取り込まれると、分解されずに残留してしまい、進行性口腔壊死などの重い病気になる可能性がありますので、絶対に行ってはいけません。 ・妊娠中、授乳中の方 妊娠中や授乳中の方は避けていただいたほうがよいでしょう。 |
治療期間の目安 | 90分 |
治療回数の目安 | 1回 |
治療費総額の目安 | ¥20,000 |
※表示価格は税込価格です
ホームホワイトニング
治療の目安 | |
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治療の内容 | 歯科医院に通うことなく、ご自分の好きな時間に歯を白くすることが可能なホワイトニング方法です。初回のみ、歯科医院にご来院いただき、ご自分に合ったマウスピースを作製いただきます。その後は、専用のホワイトニング剤をマウスピースに塗布し、歯を白くしていきます。 |
リスク・副作用 |
【ホワイトニングを避けた方が良い方】 ・詰め物や被せ物が多い方 詰め物や被せ物が多い方は、自分の歯との色の差が目立つようになってしまうことがあります。その部分も色を揃えるという選択肢もありますが、時間も費用もかかります。 ・人工の歯の方(入れ歯、差し歯) 入れ歯、差し歯などの人工の歯を白くすることはできません。 ホワイトニング後に差し歯を入れるほうがよいでしょう。 ・歯にヒビがある方 ホワイトニング剤の強い刺激がヒビから入り、歯がダメージを受ける可能性がありますので、避けるようにして下さい。 ・歯の神経を抜いてしまった方 ホワイトニングは、神経が生きている歯に対して行う方法です。神経を抜いてしまった方の場合はできません。 ・変色の強い方(抗生物質の影響) 抗生物質の影響で歯の変色が強い方は、ホワイトニングの作用が出にくいと言われています。 【ホワイトニングを行ってはいけない方】 ・無カタラーゼ症の方 ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がない、無カタラーゼ症の方がいらっしゃいます。万が一体内に取り込まれると、分解されずに残留してしまい、進行性口腔壊死などの重い病気になる可能性がありますので、絶対に行ってはいけません。 ・妊娠中、授乳中の方 妊娠中や授乳中の方は避けていただいたほうがよいでしょう。 |
治療期間の目安 | 1週間 |
治療回数の目安 | 2回 |
治療費総額の目安 | ¥20,000 |
※表示価格は税込価格です
ガムピーリング
治療の目安 | |
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治療の内容 | ガムピーリングとは ガムピーリングとは、本来のきれいなピンク色の歯ぐき(歯肉)に戻すための治療法で、レーザーや薬品を用いて行います。 |
リスク・副作用 | ガムピーリングのデメリットとしては、人によって施術後数日間だけ歯茎に多少のヒリつきを感じることがある点です。 また薬剤に含まれるフェノールやアルコールにアレルギーがある場合はそもそもガムピーリングを受けられず、さらに金属による歯茎の黒ずみには効果が期待できません。 |
治療期間の目安 | 2週間 |
治療回数の目安 | 1回~2回 |
治療費総額の目安 | ¥11,000 |
※表示価格は税込価格です